昨今、普通にサイトを運営していると必ずといっていいほどにTwitterもセットになりつつあるように感じます。
アフィリエイトサイト然り、コーポレートサイトも然り、プロダクトサイト然り、何かしらTwitterと繋がってますよね。
しかし、メインとなるサイトとTwitterのセット運用において、”鉄則”や”確固たるルール”のような、定石などがまだ世に存在していないように思われます。
エンターテイメント系サービスのサイトを運用されている企業様はユーザーとの接点にTwitterを使っています。
ガンホー社、Mixi社などなど。
びっくりするくらいにラフな感じでユーザーと接点を持っています。
そして、そのコミュニケーションが見事にサービス運営に活きています。
逆に、ラフではなくカチカチなコミュニケーションでは、コミュニケーションは成り立たないとさえ思える程の様相を呈しています。
一般的な企業様が運用するSNSではなかなかコミュニケーションの場になりにくいSNSですが、そんなSNSにどんな成果を求めるのが最適なのか、これは深く考えたいところです。
例えば、完全に告知用として運用するというのも一つです。
製品を使用しているユーザーからの声を公開するというのも一つです。
製品開発のための情報収集の場とするのも一つです。
身内だけのコミュニケーションツールとして使うのも一つかもしれません。
2015年10月現在、Twitter Analyticsにアクセスすることで、登録しているアカウントのツイートの閲覧回数やリンクを貼った際のクリック数などが分かります。
これらを解析することで、今まで見えなかったモノが見えてくるかもしれません。
「会社名 Twitter」で検索すると、多くの企業ではTwitterアカウントを運用しています。
BtoCの企業様の割合が非常に多いことと、製品やキャンペーンに関するPR的な呟きが多いですね。
BtoBの企業様がBtoCの企業様と同じように呟くのはなかなか難しいかもしれません。
運用次第ではありますが、少なくともBtoBの企業様のTwitterアカウントの割合よりBtoCの企業様のTwitterアカウントの割合が多いのは間違いなさそうです。
いずれにせよ、何かしらアクションを起こさなければ何も起きないために、Twitter運用は必須になってきていると言っても過言ではありません。
まずは、オフィシャルな情報をどんどん呟くような感じで運用をすると、解析用のデータもたまるのでそこから広げることが出来るでしょう。
最初は目的が曖昧でも続けてるうちに改めて見えてくるモノがあると考えるとするならば、不器用な感じのお堅い内容の呟きが多くてもTwitterは運用すべきなのかもしれません。
SNSの流行の順番で言えば、Twitterが最初にきて、その次くらいにFacebookページやGoogle+やInstagramというところでしょうか。
他にもたくさんのSNSはありますが、それ以上のSNSを細かくは把握しておりません。
一般的な浸透度合いで言えば、やはりTwitterが一番で、その次にFacebookページなどのSNSではないでしょうか。
一言に「SNSを運用する」と言っても、各種SNSの役割や特性の違いは知っておかなければなりません。
Twitterなら140字まで、Instagramは写真がメイン、Google+はローカル検索と連動しているなど、同じように見えて同じではありません。
それらの役割や特性を考えず、TwitterもInstagramも同じように考えていてはSNSの運用に意味がなくなります。
やる意味がないというところです。
弊社でも様々関わらせて頂いていますが、なかなか正解が見えません。
様々なSNSが出てきているので、面白いページなどを発見した際にはチェックしていますが、運用の方法がまちまちで未だによく見えないことが多いです。
SEOをするにあたってSNSにどこまで効果を期待するかについては人それぞれあると思いますので自由に呟くように運営するのがベストですが、少なくともそれぞれの役割や特性だけは必ず認知しておきたいところです。
端的に言ってしまうとすれば、SNSを運用してもメインサイトの評価には繋がりません。
ただ、SNSに掲載されているデータは、Googleが順位を決定する際の参考値になっていると思われることが多いです。
SNS内の呟きの中のリンクタグには「 nofollow 」が入っていたり、短縮URLに置換されるなどの対応が取られています。
しかし、シェアされているのと、シェアされていないのでは大きな違いになります。
リンクが直接的な評価になっているわけではなく、シェア自体に何かあるのかもしれません。
単純なリンク目的でSNS運用をすると物凄く違う方向に行ってしまいそうな気がしますが、シェアされリピーターが増えたり新規のユーザーが増えるのであれば、SEOへの影響は大きいモノとなるでしょう。
メインサイトの評価にも繋がるでしょうし、他にブログなども運用されている場合、ブログにも影響が出ることでしょう。
SNSの運用に関しては明言出来ないことが多いですが、巡り巡ってSEO効果があると考えるのがベターなのかもしれません。
最初から過度に期待しすぎず、運用したいモノです。
因みにですが、FacebookやTwitterには「 robots.txt 」が設置されているので、是非見てみて下さい。
「 robots.txt 」のことについては、別途解説致します。
この内容は初心者の内容ではないため、改めて解説致します。
2015年10月に至るまでにTwitter、Facebook、InstagramなどのSNSでは広告による収益について議論されてきました。
そして今も議論されている最中です。
しかし、ついに2015年10月にInstagramは広告掲載の間口を広げました。
というのも、それまでの2015年5月からInstagramでは一部の広告をInstagramのタイムラインに表示していましたが、2015年10月からはどのような企業でも広告出稿が可能になりました。
賛否あるモノの、基本的には広告媒体としての価値が高いようです。
FacebookやTwitterではそれ以前から広告が掲載されています。
やはり広告効果が高いのでしょうか。
広告が途切れることはなさそうに見受けています。
これらSNSのタイムラインに広告を表示するためには費用が必要です。
費用を支払うことで優先的な表示権利を手にすることが出来ます。
SNSの広告についてはまだ十分な効果が立証されていないため、明言出来ないことが多いですが、今後に期待したいところでしょう。
そんな広告に負けないだけのネットワークを持ちフォロワーを増やすことで、一度の呟きでプロフィールや呟きの閲覧回数が増えるのは自然なことです。
もし、これらSNSの広告媒体としての価値が高いとなると、フォロワーを増やす努力をしてそれらの閲覧回数を増やすことでSNS効果は非常に高いモノとなります。
SEOとSNSを結びつけるのは難しいかもしれませんが、広告媒体として考えると企業サイトや製品サイトとSNSは結びつきやすいのかもしれません。
SEO的な効果も出来れば期待したいところだとは思いますが、まずは幅広い視野を持って取り組みたいところですね。
これまで、SNSの広告効果については明言しておりませんし、一般的に明言されていませんが、各種SNSからのアクセス状況をGoogle analyticsでチェック・計測することは出来ます。
どのSNSからアクセスがあって申込や購入に発展したのかが分かります。
Twitterなどは自動で短縮URLになりますが、その短縮URLまで分かります。
Google analyticsの画面内左側にあるメニュー(レフトメニュー)に「集客」という大カテゴリがありその中に「ソーシャル」という小カテゴリ的な感じでソーシャルからのアクセスが分かるリンクがあります。
Google analyticsでは凡そ以下のことが分かります。
その他、Googleのアルゴリズムについてちょっとした発見が出来るなど、参考になること間違いなしな情報が盛りだくさんです。
この領域はソーシャルメディアマーケティングの領域になるかもしれませんが、検索エンジンからの流入状況などと照らし合わせてみると意外と見えてくるモノがあります。
今まであまり着眼されてなかった方には是非見て頂きたい箇所です。
個人的な予想ではありますが、Google analyticsの「ソーシャル」内の計測内容のアップデートはかなり早いタイミングでくると思います。
ソーシャルの移り変わりが早いため、それに併せて仕様変更の対応も早いと予想しています。
いつ機能変更があってもおかしくないので、随時チェックしておきたいところですね。
まだまだ未知数なSNSですが、これからまだまだ伸びることでしょう。
まだ知名度が高くないSNSも多数運営されています。
避けて通れるモノではありません。
今はまだ明言出来る程の効果が立証されていないSNSですが、近い将来サイト運営には欠かせないモノとなるでしょう。
今すぐにSNS連携をしても早くも遅くもありません。
是非、積極的に取り組んで頂きたく思います。