Google botとはクローラーと同義語で、WEBサイトを自動巡回(htmlを読み込む)する(Googleの)システムのことです。
そして、この自動巡回のことをクロール、若しくはクローリングと呼んでいます。
使用例として、以下のような用いられ方をします。
クローラーがクロールして、被リンクを検知したり、キーワードなどのデータを収集してるんだよ。
余談ですが、これらの単語は色々なシステムにも用いられます。
Googleが開発をしたわけではないbot(クローラー)は世の中にたくさんあります。
SEOに携わるとGoogleのシステムとして用いることが多いキーワードですが、Google以外にも開発されているクローラーはこの世にゴマンとありますので、その時々に応じて意味を分けて理解する必要があるかもしれません。
例えば、”コメントスパムボット”のような、自動でブログや掲示板にコメントを投稿するシステムなども”ボット”と称されることがあります。
インデックス(インデックスデータ)とは、Googleがクローラーで取得したデータを格納して整理した後のデータのことを言うことが多いです。
WEBシステム全般でも同じような手法でインデックスデータを作成することがあります。
インデクシングはインデックスにデータを格納することを指しています。
そのため、インデックスとインデクシングでは若干異なる意味合いを持ちます。
使用例としては以下のようになります。
Googleがクローラーで取得したデータをインデクシングし、インデックスされる。
時折、検索結果がコロコロ変わるのは、異なるインデックスを見てるのかな?
余談ですが、Googleは何千もの(正確な計測が不可能な程の)サーバーを使いデータを処理しています。
一度のリクエストで千ものサーバーを介した処理をしていると言われた程です。
(2015年9月時点では分かりません。)
ペナルティとは、Googleの言う”正しくないSEO対策”を施した結果、検索結果に当該サイトが表示されなくなることを言います。
基本的に、ペナルティを受けるとSearch Consoleにその旨がメッセージで表示されます。
ペナルティを受けてなくても検索結果に当該サイトが表示されなくなることもあります。
この時はペナルティと呼んでいいかどうかは分かりません。
そのため、そのような時は”コンテンツが評価されていない”と言い表すこともあります。
しかし、やはり正しく判定出来るコンテンツではないことから、ペナルティと称することもあります。
そして、検索エンジンに当該サイトが表示されなくなることを”飛ぶ”と称することが多いです。
以下のような感じで使われます。
検索順位を計測してたらうちのサイトが出なくなった!
うわっ!
サイトが飛んだッ!!!
スニペットとは、検索結果に表示されたサイトの説明文のことを言います。
そして、リッチスニペットは細かな口コミデータなどが表示されたサイトの説明文のことを言います。
スニペットもリッチスニペットも、100%意図して出力することは不可能です。
ある程度意識的に出力することは出来るかもしれませんが、それはあくまでGoogleのシステムがサイトの説明文章として正しいと判断出来る範囲でのことです。
ですので、サイトの説明文章として不適格な文章を狙って出力しようと思っても不可能です。
リッチスニペット、スニペットという言葉はあまり使われないかもしれませんが、以下のような感じで使われることが多いです。
スニペットに訳の分からない文章が表示されてるよ。
何でかな?
2015年9月時点ですが、Googleはリッチスニペットを意図的に表示させるためのhtmlソースを組むことを推奨しています。
しかし、これは口コミデータなどを持つサイトが出来ることで、口コミのようなデータがない場合、無理にhtmlを組むことは許されていません。
他、著作者や製品名などなど、「 schema.org 」で指定出来る内容に限りリッチスニペット対策が可能です。
ここでは、敢えて「 schema.org 」(スキーマ)に関しての説明は致しませんので、別途お調べください。
(※スキーマは、初心者の領域を超えています。)
飲食店や化粧品の紹介サイト(食べログや@#64;コスメのような口コミサイト)などのサイトが検索結果に表示された時、リッチスニペットは表示されやすいです。
サイトリンクとは、Googleで検索して1位で表示された時にサイト名とスニペットが表示されますが、その下部にサイト内の他のページがまとまって表示されるリンクのことを言います。
幾つかの表示パターンがあり、必ずしも1位で表示された時のみに表示されるわけではありません。
小さくサイトリンクが表示される場合もあり、このケースでは2位、3位に表示された時でも確認されています。
サイトリンクが表示されるルールは明言されていません。
サイトの主要個所にあるリンクが表示されやすく、アンカーテキストに不要なデータがある場合や敢えて検索結果にページを表示させないようにしてるページはサイトリンクに表示されません。
また、サイトリンクについてもスニペット同様に100%正確に出力することは出来ません。
検索キーワードが特定のサイトを狙い撃ちしているキーワードだと判断されないといけないため、一般的な総称(”漫画”や”アニメ”のようなキーワード)で検索しても規模の小さなサイトではサイトリンクは表示されにくいです。
サイト名にその総称が入っていたり、有名なサイトの場合は、総称で検索してもサイトリンクが表示されることもあります。
しかし、会社名やサイト名を直接入力する場合に比べて非常に難しくなることは間違いありません。
逆に、会社名やサイト名の場合だと、サイトリンクが表示されやすくなります。
アルゴリズムとは、Googleが持つサイトを評価するシステムやそのルールのことを言います。
2015年9月時点では、200のアルゴリズムがあることをGoogleは明言しています。
先に出てきた”ペナルティ”とはこのアルゴリズムで計算、チェックされ評価された結果のことです。
ペナルティと合わせて使われる言葉と言うよりは、順位変動の際によく使われる言葉のような気がします。
Googleのアルゴリズムが変わったのかな?
順位に変動が出たよ。
余談ですが、”アルゴリズム”は一般的にも使われているシステムでも組み込まれているモノです。
そのため、Googleだけがアルゴリズムを作っているわけではありません。
Google社でウェブスパムチームを統括し、検索品質チームに携わる人の名前です。
SEOに関するイベントが開かれた時に、矢面に立たれていることが多いです。
ですので、一般的な窓口役を担っていると言ってもいいでしょう。
イベントレポートなどがよくアップされていますが、ユニークで面白いジョークを入れてくることが印象的な方です。
”ペンギンアップデート”も”パンダアップデート”も、Googleが施したアルゴリズムの名前です。
アルゴリズムは幾種類もあり、特定のスパム的な正しくないSEO施策をチェックするためのアルゴリズムにつけられた総称です。
ですので、”パンダアップデート”や”ペンギンアップデート”が持つ正確な意味を知っている人はいません。
ただ、一般的に”パンダアップデート”は低品質なコンテンツを判別するアルゴリズム、”ペンギンアップデート”は正しくないSEOをチェックするアルゴリズムと言われています。
例えば、悪戯にリンクを貼ってもらっただけのSEO対策はペンギンアップデートでチェックされ、中身のないページをたくさんアップしたりするとパンダアップデートでチェックされるという感じです。
とは言っても、これに関しては正確なことは分かりません。
あくまで傾向からそのような話が出てきているだけです。
しかし、この2種のアップデートによって様々なチェックが行われることは間違いありません。
ページランクとは、Googleが独自で開発したサイトやページの重要度を計測するための指標データの一つです。
AというサイトからBのサイトにリンクを貼ると、Aというサイトの持っている評価の一部をBに受け渡してBの重要度を計測する、という概念です。
実際にはもっと細かい概念と計算がありますが、それについては各々検索して調べてみて下さい。
ただ、実際の正確な計測については特許を見ない限り分かりません。
2015年9月昨今では、ページランクはほとんど有効指数として見られておらず、SEOに関わる方でも見聞きする方は少ないかもしれません。
それよりも、ページランクをSEOの話に盛り込む方は、少々怪しいと思った方がいいのかもしれません。
それくらいに曖昧なモノです。
以下のような使い方をしている方は、かなり怪しいと思って頂いても差し支えはないと思われます。
ページランクを上げると、検索順位が上がるんですよ!
余談ですが、Googleはページランク算出のためのアルゴリズムで特許を取っています。
ですが、実際に順位決定のアルゴリズムとどのように組み合わせているのかまでは発表されていません。
スパムとは、通常のサイト運営とは異なる手法でGoogleからの評価を上げるために行うSEO対策手法のことです。
それらの不自然な対策のことを指しています。
一番メジャーなスパム手法と言えば、サイトへのリンクを不自然に貼ってもらう手法です。
また、隠しテキストやブログに悪戯にコメントを残すなど、様々な手法があります。
このような手法をGoogleは嫌うため、Googleがこれらを検知するとペナルティになるわけです。
一度ペナルティにかかりますとなかなか復活出来ないため、スパムに力を注ぐよりも王道の施策が有効とされています。
Googleの好む施策とは、コンテンツを増やし、見てもらい、何度もアクセスしてもらえるようなコンテンツを保有しSNSなどで拡散してもらうという手法です。
そのため、地道にコツコツとサイトコンテンツを広げ続けることがGoogleから好まれる施策とされています。
Googleから好まれやすい施策には、やはり技術的な対応も求められるため、言われたままやってるだけでは厳しいのは間違いありません。
やはり技術的なレベルも含めてコツコツと・・・と考えるのが、シックリくるのではないでしょうか。
オーソリティとは、WEBサイトなどに掲載される人や運営者個々人の有名度指数というように解釈してもらえると適切かなと思います。
直訳すると権威という意味ですが、そこまで威圧的なモノではなく、多くのサイトで紹介されたりTwitterなどのフォロワーの数のような数字から算出される有名度合いです。
厳密なアルゴリズムは分かっていません。
ただ、オーソリティはSEOにおいて有効指数が高いとされています。
やはり多くのサイトで紹介されたり拡散してもらっているという要因が大きいためでしょうか。
とは言っても、単なる被リンクとは異なります。
被リンクはドメイン単位に対して、オーソリティというのはもっと個人レベルに近いニュアンスです。
ヴェニスアップデートとは、”地域名”を含んだ”サービス名称”や”サイトタイトル”のサイトが、検索地域によって優先的に上位表示されるアルゴリズムです。
ただし、条件に該当するからと言って全てのサイトが上位表示されるわけではありません。
一定の評価を受けていないとヴェニスアップデートには引っかからないと見受けています。
例えば大阪市に「大阪シュードック」という靴屋さんがあったとします。
インポートブランドの革靴を取り扱うセレクトショップで雑誌によく掲載されているような小中規模ながら有名サービスだったとします。
※実在するかどうかは知りませんし、多分、実在しません。例え話として記載していますので、あらかじめご了承下さい。
サイトの状態として、「靴」や「インポートブランド」や「革靴」というキーワードがタイトルや主要箇所に含まれすぎていない状態で、全国での自然検索結果がそこまで高くない状態だと仮定します。
(弊社ではこのような事例を散見することが多いため、上述のように仮定しています。)
大阪市で「革靴 インポート」などで検索した時に、「大阪シュードック」が上位表示されると、ヴェニスアルゴリズムに引っかかっている可能性が高いと思われます。
この時、ルートインデックスが表示されている例は見たことがなく、セカンドディレクトリの地域を含んだページが表示されていることが多いように見受けています。
Google Mapと一緒に表示されたり、ルートインデックスが引っかかる地元のサービスや会社サイトが引っかかっている状態とは若干異なる検索順位のことをヴェニスアップデートとしています。
AMPとはAccelerated Mobile Pagesの略で、モバイル向けページを超高速化して表示するためのプロジェクトです。
GoogleとTwitterが連携して取り仕切っているプロジェクトです。
通常のhtml表示のページを簡素化し、その簡素化したページをGoogleやTwitterのサーバー上にインデックスし、該当する検索キーワードに対して超高速化したページを優先的に表示する仕組みとなっています。
GoogleやTwitterがメインとなってamphtmlというマークアップ言語を策定しており、このamphtmlで記述したページがAMPに該当するページとして認識されます。
一般的にはxhtml1.0やhtml5が多いですよね。
それらと同じマークアップ言語の種類です。
Google検索上で「AMP」と表示されているサイトはamphtmlでページを作成しているということで、クリックをするとかなり早い速度で表示されます。
検索結果上に優先的に表示されるということで、2016年2月現在ではかなり注目されている技術です。
ホワイトハット、ブラックハットとは、SEOの施策手法において正しい手法、正しいとされない手法を白と黒で揶揄された言葉です。
ホワイトは正しい手法、ブラックは正しいとされない手法のことです。
そして、間を取ってグレーと表現されることがあります。
例えば、被リンクを色んなところに貼り付けて検索順位を上げることをブラックと表現されやすいですが、SNSで拡散されて被リンクが増えてもブラックとはされません。
プロセスの問題で色の違いが出ています。
良し悪しを一言で決めつけるのは良くないかもしれませんが、基準はGoogleの定めるガイドラインですので、そこだけは間違えたくないところです。
ロングテールとは、検索回数が少ないキーワードを幅広く網羅したコンテンツを作成し、幅広い種類のキーワードで検索順位を上げることをロングテールと言います。
テールとは尻尾ですね。
アクセスのあるキーワードを検索回数が多い順に横に並べ、縦軸に検索回数の数字を入力すると、グラフが長い尻尾のようになっているため、グラフをテールと見立ててロングテールと言うようになりました。
本来的な言い方ですと、Amazonのように幅広い商品群の中で、人気商品よりニッチな商品を多く取り揃え販売することで、人気商品に劣らない売り上げをつくることが出来るという発想に基づいた言葉です。
以下のような使われ方が一般的です。
ビッグキーワードからのアクセスはあるんだけど、もっと見込みを増やしたいよな。
もっと幅広くロングテールを狙いたいところだね!
逆SEOとは、一般的に順位を上げたいサイトを上げたりすることをSEOということに対して、特定サイトの順位を落とす施策全般を言います。
ご自身のサイトを検索エンジンから消すことは難しいことではありません。
しかし、他人のサイトの検索順位を落とすことは非常に難しいですよね。
それらを行うことを逆SEOと言います。
一般的にスパム手法とされる施策を他のサイトに向けて行うため、他のサイトが順位を落としてしまうことがありました。
昨今ではGoogleがこれらに関するアルゴリズムで不意に検索順位が落ちないように配慮しています。
しかし100%防ぐことは出来ないため、Search Consoleなどで通報が出来たり、ペナルティ解除申請を行うことが出来たりします。
もし、何も心当たりがない状態で突然検索順位が落ちたら、Search Consoleの中を見てみましょう。
何かしら心当たりのない数字やテキストが出てくる可能性があります。
隠しテキストとは、cssの装飾やhtmlタグの装飾によって画面には表示されてないように見えるテキストを打ち込み、検索エンジンに正しくないコンテンツを伝える手法です。
また、隠しリンクなどもあり、多様な用いられ方をされます。
10年程前では、テキストの色を背景の色と一緒にして画面からは分からないようにする手法が流行っていました。
昨今では、cssの装飾で画面から消すことが出来るようになりました。
cssの装飾でテキストやコンテンツを消すことが出来るのは、元来的な意味で言えば、Flashなどで通常のコンテンツを表示することが出来ない時のために、用意されたモノでした。
しかし悪用されることが多々出てきたという感じです。
2015年9月時点では、Googleは隠されたコンテンツはスニペットに表示しない仕組みを取り入れていることを明言しています。
そのため、古典的な手法と言うに近い手法となりました。
とは言っても、通常とは異なるコンテンツを表示させる場合、コンテンツが隠れてしまい画面には表示されないもあります。
そういう時は補足説明を隠しテキストでコンテンツ認識させる必要がある時もありますので、その点については上手く考えて整合性の取れるようにテキストを添えるべきだと考えています。
被リンクとはリンクを貼ってもらうこと、発リンクとは自らのサイトにリンクを貼ることを意味しています。
被リンクが異常に増えた場合、Googleにペナルティを課せられることがあります。
また、発リンクはリンク先のサイトに評価を与えかねないため、上手くリンクを貼らないと相手サイトに迷惑をかけることがあります。
被リンクについてはSearch Consoleでチェックすることが出来るため、常々チェックしておきたいところかもしれません。
サテライトサイトとは、SEOの手法の一つで、本来売り上げを上げたいサイトのリンクを貼るためやアクセスされるために作成されたサイトをサテライト(衛生)サイトと言います。
例えば、洋服を売ってるサイトを運営してたとして、同じテーマのサイトを幾つも立ち上げます。
そして幾つも立ち上げたサイトにリンクを貼り、アクセスを促すことが出来ます。
この幾つも立ち上げたサイトのことをサテライトサイトと言います。
サテライトサイトの作成についてもブラックハットと言われることもありますが、ECサイトだけでは表現が難しいことがサテライトサイトでは容易にできてしまうこともあるかと思います。
そのような場合に自社コンテンツとして立てるサイトのことも意味的に言えばサテライトサイトですが、若干異なるニュアンスになるようです。
決定的な区切りがないため難しいですが、これら全般をサテライトサイトとして総称します。
ip分散とは、SEO対策のブラックハットと称される施策の一つです。
サテライトサイトを幾つも立ち上げる時に、幾つもサイトを一つのipアドレスで運用するのはアルゴリズム上宜しくないとされています。
そのため、一つのドメインに対して一つのipアドレスを付与し、サーバーに設定します。
そうすると、ipアドレスが分散するため、異なる運営者が運営しているサイトとして認識されやすいようです。
細かい厳密なルールなどは明言されていないため分かりませんが、このようにしてサイトを量産している企業・個人が存在します。
ip分散、オールドドメインで効果のあるサテライトサイト作成!
上記のようなキャッチがあるところは、スパム手法でサイトを作成するという認識でいてもほぼ間違いではないでしょう。
しかし、SSLには一つのipアドレスが必要なことや、大規模サイトを運営するのに幾つもipアドレスを用いるのは当たり前のことですので、これらのサイト運用とサテライトサイト運用は分けて考えましょう。
オールドドメインとは、過去に運用履歴のあるドメインのことを言います。
オールドドメインを用いたスパム手法がメジャーになったために認知された言葉と言っても過言ではありません。
過去何年にも渡りサイトを運営しているとたくさんのサイトからリンクを受けているということがあります。
そうすると、そのドメインは運用していなくてもリンクを受けた評価が残ります。
その評価を利用した手法を”オールドドメインを用いたスパム手法”ということになります。
オールドドメインという言葉が出てくると、その横にはドメインエイジという言葉も出てきます。
ドメインエイジとはドメインが作成されてからの期間ということで、ドメインの年齢ということでもあります。
ドメインエイジが長い方がたくさんのサイトからリンクを受けている可能性が高いというのが一般的です。
時折、過去にスパム判定を受けたことのあるドメインもあるため、オールドドメインについては注意が必要です。
リダイレクトとは、元来的な意味合いで言えば、(サイトの)自動転送を意味した言葉です。
javascriptを用いたリダイレクト、.htaccessを用いたリダイレクト、サーバーで自動振り分けをしたリダイレクトなど、様々なリダイレクト手法が存在します。
リダイレクトの設定や手法を間違えると、Googleのクローラーがクロール出来なかったり、Googleからリダイレクトを用いたスパムと判定されたり、様々なデメリットが生じます。
ここではリダイレクトの手法について解説しませんが、技術情報についての記載があるサイトでお調べください。
ガラケー用のページとPC用のページを分けて運用するのがメジャーだった時がありました。
ガラケー用のページとPC用のページ、ユーザーの端末情報を取得し、出力するページにそれぞれリダイレクトをして振り分けをしていました。
また、リダイレクトスパムと言えば、ユーザー用のアクセスページとクローラー用のアクセスページを分けて存在させそれぞれを振り分けるリダイレクト設定などがありました。
他、サイトをリニューアルして過去には存在してたページが存在しなくなった時404リダイレクトを行うことがあります。
(404リダイレクトとは、ページがないためその代わりのページに自動で転送するリダイレクトのことです。)
その他にも、リダイレクトには様々な設定があります。
運営サイトのリダイレクト情報を知らないというのは意外に危険なモノですので、きっちりと把握しておきたいところです。
メタタグとはhtml記述を行う時、ブラウザにサイトの情報を伝達するタグとして用いられたのが元来的なメタタグの意味です。
メタタグには様々な種類があります。
SEO対策のためのメタタグもあります。
一例としてメジャーなメタタグを以下に列挙致します。
メタタグとは「 meta 」から始まるタグのことを指しますが、昨今では「 link 」から始まるタグもメタタグと混同されています。
そのため、メタタグとは head タグ内に挿入するタグ全般のことを言っていることもあります。
nofollowとは、メタタグかリンクタグで使われる属性情報です。
メタタグではfollowとnofollowがあります。
リンクタグではnofollowを書き入れる時があります。
以下に記述例を書き出します。
followはリンクを辿ることを、nofollowはリンクを辿らないことをクローラーに指示しています。
そのため検索エンジンにページを表示させたくない時や、リンクを貼る時にスパム手法と勘違いされないようにするためにnofollowでリンクを貼ることなどがあります。
厳密にはもっと様々な用いられ方もあるかもしれませんが、代表的な使われ方だけは憶えておきましょう。
SMO(Social Media Optimization)とは、SEOと同じような感じの略語で、ソーシャルメディア最適化の略です。
ソーシャルメディアとは、FacebookやTwitterやGoogle+をはじめとしたInstagram、Linkedin、myspace、Mixi、Greeなどの個人を主体とした繋がりをネット上で持つことが出来るサービスです。
昨今のソーシャルメディアは個々人を主体としながらも企業がページを持ちPRすることが出来るようになりつつあります。
全てのソーシャルメディアで企業ページを持つことが出来るわけではありませんが、徐々に個人から団体としての情報発信の場になりつつあります。
これらのソーシャルネットワーキングサービスを活用し、上手くプロダクトやコーポレート情報を連携させ、検索エンジンにもそうですがユーザーに対して情報を発信出来る態勢を整えることをSMOと言います。
弊社の社名にも入っているSEM(Search Engine Marketing)とは検索エンジンマーケティングの略でして、アクセス解析を活用し、リスティング広告、オーガニック検索を主軸としたマーケティング活動を行うという意味です。
SEMとSEOの違いや意味について色々な概念がありますが、弊社ではSEMは検索エンジン全体をマーケティングの場として捉えており、SEOではオーガニック検索をマーケティングの場として考える認識でいてます。
そのため、SEO単体で見るとリスティングに携わらなかったりGoogle analyticsをメインに扱うよりは順位にのみスポットを当てることが多いと思いますが、SEMになるとキーワードに関するデータも活用し改善するマーケティングとして考えています。
LPO(Landing Page Optimization)とは、ランディングページ最適化の略で、リスティング広告やその他スポットで露出された時に効率よくコンバージョン率(購入率や申込率など)を高めるために、専用ページを作成しデータ分析を行い修正をかける施策のことを言います。
そもそもランディングページとは、1ページとは限らないけど、単一のプロダクト(製品やサービス)を紹介するためだけに作成されたページで、そのページのみで購入までを完了させる事を目的としたページの事を言います。
SSL(Secure Sockets Layer)とは、データ通信を暗号化する技術のことを言います。
例えば、SSLを導入すると、データフォームに入力した個人情報をなどを、通信中に盗聴されても分からないようにすることが出来ます。
暗号化にも強弱があり、暗号化の種類によってその安全性が変わるとされています。
2015年9月現在、GoogleはこのSSLを導入しているため、どのようなキーワードで検索して其々のWEBサイトにアクセスしているかが分かりません。
Yahooは2015年8月まではSSLを導入していなかったため、どのようなキーワードで検索して其々のWEBサイトにアクセスしたか分かっていた状態です。
9月に入り、本格的にSSL導入が進められているため、YahooがSSL化しているところもあることと思います。
すみません、あまりに技術的すぎるため、ここはかなり難しい項目かもしれません。
ですが、例を出して解説してみたいと思います。
例えばですが、今、手元にコーヒーがあるとします。
このコーヒーをデータだと思って下さい。
そのコーヒーを隣にいるA君に渡すとします。
このA君をデータを受けるシステムだと思って下さい。
この時、そのままコーヒーを渡すとA君はコーヒーをもらう時にコーヒーをもらっているということが理解出来ています。
しかし、SSLという魔法をかけることによって、A君はもらうまでは何をもらったのか分かりません。
そして、周囲にいる人も、A君が受け取り切るまでは何を受け渡ししているのか分かりません。
つまり、この時、コーヒーを外から見えなくし、当人に手渡しを終わらせる時に復元する機能がSSLだと思って頂ければと思います。
データ通信をする際、データの受け渡しをする時に、SSLの状態でない時(http://の時)ではコーヒーが見えてしまうのに対して、SSLの時(https://の時)はコーヒーが見えないんですね。
これを一般的に「暗号化」と言います。
この暗号化が出来ているとコーヒー同様にデータを盗聴されることがありません。
そのような機能を持っています。
補足ですが、お問い合わせフォームや購入フォームなどでデータを入力するページからSSLにならないと意味がありません。
http://test.com → https://test.com
のような感じでデータを入力して受け渡しても暗号化はされていません。
https://test.com → https://test.com
暗号化されたページで入力されたデータが暗号化されます。
KPIとは、設定したゴールの間に出てくるショートゴールのことを指しています。
例えば、ゴールを”Aというページからの売り上げを20%アップさせること”として考えます。
現状の1件あたりの平均購入単価や成約率、オーガニック検索からの誘導、これらを計算してオーガニック検索からの誘導数を160%にすることで達成出来ると想定。
この時の”オーガニック検索からの誘導を高める”ということがKPIの一つです。
そしてオーガニック検索からの誘導を高めるためにすべきことを洗い出すというのが、KPIを用いた一つの考え方による施策ということです。
余談ですが、KPIはマーケティング用語と言うより経営に関する指標に対して用いられるキーワードです。
そのため、厳密な意味とは若干異なる部分があるかもしれません。
そして、KPIをショートゴールと言うのに対して、ゴールをKGI(Key Goal Indicator)と言い表されます。
ここまで書いておいて言うのも変な話かもしれませんが、横文字が好きでない方は「ショートゴール」と「ゴール」と言った方が伝わりやすいのかもしれません。
CMSとは、コンテンツマネージメントシステムと言い、インターネットブラウザやローカルアプリからWEBサイトに掲載されている内容を更新・管理出来るシステムのことを言います。
そのため、例えば、ホームページを修正するためにテキストエディタやftpソフト(サーバーにデータを送るソフト)を使わずにWEBサイトを更新したり管理したりすることが出来ます。
代表的なCMSと言えば、Wordpress、Movable typeが有名なCMSです。
CMSの設置も昨今では非常に簡単になってきたため、ある程度の知識があればプログラマーでなくても対応が可能な場合が多いです。
また、レンタルサーバーにこれらのCMSを自動でインストールしてくれる機能があるなど、難しい知識がなくても使うことが出来るようになってきています。
WordpressやMovable typeと言えば、WEBサイトを管理するというより、ブログサイト的な側面が強いかもしれません。
ただ、それはあくまで一つの例であって、会員制サイトやECサイトのようなオープンソース(無償で配布されているプログラム)にもCMS機能が盛り込まれています。
そのため、CMS機能が組み込まれているプログラム全般をCMSと呼ぶ傾向があります。
Movable typeやWordpressとは、CMSの項目でも記載したCMS機能を持ったコンテンツ管理システムのオープンソースです。
オープンソースとは、無償で使うことが許可されたプログラムのことを言います。
ただ、無償で使うための条件などがあり、その条件を超えた場合は有償となることが多いです。
ライセンス契約が発生したり、利用人数や用途に応じて費用が発生するなど、費用の発生ポイントも様々異なりますので、オープンソースを使う際には十分に気をつけましょう。
Wordpressは世界中の有志によって作られているプログラムです。
Movable typeはシックスアパート社が作成するプログラムです。
どちらも同じような機能を持ちますが、使い勝手は大きく異なります。
これが製作者の方々の性格や癖というモノなのでしょう。
どちらも一長一短あります。
使いやすさで言えばWordpressが優れていますが、プログラムで動作するページではなく静的になページとして負荷を抑えたいなどを考慮したサイトの場合はMovable typeが機能としてあっています。
また、Movable typeには公式なサポートもありますので心強いですね。
技術的なことについての紹介は控えますが、ブログを自分で立てたいと思われた方には、これらのオープンソースが一番いいのではないでしょうか。
参考までにリンクを掲載致しますので、気になる方は是非アクセスして見てください。
UIとはユーザーインターフェイスと言いユーザーが見てる画面を指して、UXとはユーザーエクスペリエンスと言いユーザーがそのサイトを使ったことによって得られた体験や経験のことを言います。
UXを高める
上述のような表現がある場合、ユーザーの感動度合いを高めるという意味が強くなります。
UIやUXとは少々異なり、ユーザーの使い勝手を意味する言葉がユーザビリティです。
サイトへアクセスしてくるユーザーが楽に色々な情報を閲覧出来ると楽でいいですよね。
例えば、ページの一番下までスクロールしてページの上部に戻る時、今では「ページ上部に戻る」というようなリンクがついていることが多いと思います。
これもユーザービリティ改善の一つですよね。
縦に長いページは面白いコンテンツが多いかもしれませんが、ページの上部に戻るのは面倒になります。
それを改善するのが「上部に戻る」ボタンなんですね。
先述の改善はほんの一例で、目に見えないところにユーザービリティ改善があります。
これ、便利だなぁ
そのように感じることがあった時、それはユーザビリティ改善の跡なのかもしれません。