被リンクを集めるということは簡単なことではありません。
リンクを貼ってほしいと思っている方は、そもそも色々な方のリンクを貼ってあげていますか?
プロダクトサイトでもブログでもコーポレートサイトでもなんでもいいんですが、リンクを貼ってあげてますか?
そんなことはないですよね。
もし、様々なところで関わり合いがありリンクを貼ってもらうだけの関係性が出来てる場合、リンクを増やすことで悩んだりしてはいないはずです。
規模の大小はありますが、一方的にリンクを貼ってほしいというのは、これは虫が良すぎです。
リンクを自然に増やすということは、先述のようなことを前提として考える必要があります。
勝手には増えません。
とは言うモノの、こちらからリンクを貼らなくてもリンクを貼ってもらうのは至難の技ですが、不可能出はありません。
しかし、勝手に増える条件・・・というか、土台のようなモノはあります。
リンクを増やすきっかけ作りという意味に近いですが、最低限のルールというところでしょうか。
その最低限のルールというのは、やはり”コンテンツ”なんですよね。
コンテンツ無くしてリンクを貼ってもらうのはもはや不可能です。
どうしようもありません。
コンテンツはあまり無いけどリンクを貼ってよ
こういうお願いをされて聞き入れることが出来る方は、おそらく何かがズレてるのでしょう。
SEO以前の問題です。
コンテンツがないサイトのリンクは貼られることが無いことと同様に、全く関わり合いを持ったことがない方にリンクを貼ってもらうのも同じくらいに難しいことだと思っていたりします。
情報の発信者に肩書きがあったり、事業で成功してるなどの実績がある方は別ですが、地方の中小企業の一会社員的な立場の方のコンテンツが有名な情報媒体に取り上げられてるのは稀です。
いきなり何も分からない方のサイトのリンクを貼ることはまずないでしょう。
ところが、何かしらの紹介があったりセミナーや勉強会のようなところに出席されてコミュニケーションを取ると、ブログにそのセミナーや勉強会のことを書く方が出てきます。
何も知らない人のサイトには行き着くことがないまま終わることもあるなか、何かしらのタイミングで一度会っただけでもリンクを貼ってもらう可能性が出てきます。
知っている人、知らない人、この違いは物凄く大きいです。
だからと言って、セミナーや異業種交流会のようなモノに出る必要性があるということが言いたいわけではありません。
リンクを貼ってもらうのも、やはり最終的にはその人次第なところがありますよ、ということです。
それは文章からにじみ出るその人柄も大きくモノをいう時があります。
こればかりは、明確なことは言えません。
想いの乗った文章、コンテンツというところでしょうか。
これは間違いなく出てきます。
一方的な虫の良い話をする前にやれることがあり、色々な方とコミュケーションを取る中で色々なことに配慮すれば、それでやっとリンクを貼ってもらえるような土台が出来るということです。
そしてそこでコンテンツが活きてくるわけです。
被リンクは数があればいいわけではありません。
Search Consoleでチェックをすると分かると思いますが、数が多くなくても十分に検索順位は上がります。
当サイトにおいてもです。
当サイトのアクセス状況を定期的にコラムにアップしていますので、次回からはアクセス状況の報告に併せてリンクの状況もアップするように致します。
気になる方はコラムにてお願い致します。
つまり、リンクの数を集めたところでどうにもならないことがあるんですね。
ほんの一例ですが、例えば話の内容が「コーヒー」だったとして、いきなり「ワンピース」のサイトからリンクをしても効果はありません。
むしろ、スパム判定されるようなリンクですよね。
検索順位の上がらないサイトのリンクはそのような状態のリンクが多いように見受けています。
しかし、「コーヒー」のサイトであってもYahooのニュースなどに掲載されると、色々な意味で効果が高いです。
一時的な掲載であってもSearch Consoleには出てきますし、アクセスが多かったりブックマークされるせいか検索順位は上がりますし、兎角良いこと尽くしです。
しかし、Yahooのニュースに掲載されてもいきなり被リンクが増えまくるわけではありません。
つまりその程度のことでありながら、検索順位への影響は大きいわけです。
ですので、被リンクの数を意識してもどうにもならないことが多いわけですね。
被リンクの質って何でしょうね?
リンクをたくさん集めたサイトからのリンクが良いということでしょうか。
コンテンツ満載で検索エンジンから高い評価を得ているサイトからのリンクが良いということでしょうか。
一時期は”ページランク”という指標が注目を集めたため、「たくさんリンクが貼られているサイトのリンクが良い」とされていましたが、今となっては都市伝説のような話になっています。
リンクの質は正直なところ分かりません。
ただ「検索順位が上がったなぁ。」という時は、アクティブなSNSアカウントにシェアしてもらった時や、業界で著名なサイトにリンクを貼ってもらった時のような感じがしています。
これは弊社でもそうですし、クライアント様サイトでも同じくです。
コツコツ更新してるうちに勝手にシェアされててリンクが増えてた・・・というのが大概なパターンですが、Search Consoleで後から分かる感じです。
ですので、それらの効果を実感出来るのは結果論的な感じになってしまうのですね。
総じてリンクは数があれば良いってモノではありませんし、リンクの質を求めても明快な結果は得られません。
常にコンテンツを意識したサイト運営をすることが、やはり最終的に検索結果の順位に繋がるわけですね。
リンクを貼ってもらうために・・・と題していますが、逆にどのようなサイトだったらリンクを貼ろうと思いますか?
ご自身のブログでも構いませんし、オフィシャルに運営しているサイトでも結構です。
それらのサイトに、どのようなサイトだったらリンクを貼ろうと思いますか?
リンクを貼ってもらうための基準というのは、そういうところにあると考えています。
凡そ以下のようなサイトならばリンクを貼っても恥ずかしくないような紹介になるのではないでしょうか。
だいたいそんな感じだと思います。
そして、実際にリンクされているサイトは、上述の条件の当てはまるサイトがよく紹介されているように見受けます。
まだサイト運営開始後間もなく、繋がりという繋がりがない状態ならば中身を充実させるしかリンクしてもらう方法がないわけですね。
昨今ではSNSで簡単に繋がることが出来ます。
どのような方でもすぐに使えて即効性のあるサービスと言えばSNSでしょう。
SNSの目的にも通じてきますが、まだ何も手元にない初心者の方は、がむしゃらにSNSを使うこともリンクしてもらうための一つの方法論と言って良いのかもしれません。
色々な競合サイトを見てコンテンツのあり方を学び、SNSを使い、検索エンジンに評価をもらいながら繋がりを増やすことができれば間違いなくリンクをしてもらえるようになるでしょう。
無茶なリンクを増やす前に、コツコツと動くのがベストであり最高のリンクとなるでしょう。
シェアというのは、SNSで拡散してもらうことを指しています。
シェアして頂くことはリンクを貼ってもらうことよりもハードルは低いのではないでしょうか。
Twitterではリツイートボタンがあるなど、拡散までの行動量は非常に少ないです。
とは言え、やはり難しいことには変わりません。
拡散についてもリンクをしてもらうことと同様のことが言えてきます。
ご自身はシェアしていますか?
面白いと思った記事やコンテンツをシェアしていますか?ということです。
これに尽きるのではないでしょうか。
まずは著名なサイトや面白いと思われたコンテンツをシェアしてみましょう。
ひょっとしたら、それをリツイートしてくれたり、お気に入りに入れてもらえるかもしれません。
そうすることで、一つ可能性が出てくるというところですね。
Twitterにはハッシュタグという機能があります。
呟き内容に「#単語」という形で呟きの中に書き入れると、”単語”に関するツイートを集める時に役立つ機能です。
ブログで言うところの”タグ機能”と同列の機能を持っています。
このように特定の話題を集めるための便利な機能を使うのも必要になってくるかもしれません。
兎に角、使えるモノを全力で使い、まずはその環境に慣れ、繋がりを広げることが重要になってくることは間違いありません。
使い方が分からないということがないように、常日頃からSNSには触れておきたいところですね。
リンクをしてもらうことや、シェアしてもらえるような環境づくりの話については、かなり初心者向きの内容です。
ですので、分かってるよ・・・という方がいらっしゃってもおかしくありません。
別に繋がりがないことが悪いことではありませんし、人様のサイトや呟きを無理にシェアする必要はありません。
無理にそんなことばかりしても時間の無駄な可能性があります。
ある程度慣れてくると、そのようなシェアやリンクはしない人の方が多いかもしれません。
まして、企業としてそれらを運用する場合、簡単にはシェアできませんからね。
ですので、インバウンドで運用暦がまだまだ短い方向けの情報ですので、無理に繋がりを広げようとする場合やリンクやシェアをする時には十分にご注意下さい。
特に、世間一般の時事ネタや炎上ネタを下手に触ると火傷してしまいますので、十分な配慮が必要なことはお忘れなく・・・。