検索サイトと言えば、Googleを思い浮かべる方が多いと思います。
Yahooを想像しますかね?
皆様が何かしらの情報を探すときにPCやスマホで検索したりしますよね、平素から使われているそれらのサイトを検索サイトと言います。
無料で使うことができて、「ググれ」という言葉が出来る程に一般的になってきました。
日本ではGoogleよりもYahooの利用者の方がずっと多い時がありました。
しかし、Googleがどんどん便利になり、ついにはYahooのシェアに追いつき追い越し・・・という状態です。
弊社のような仕事をしていますと、YahooからのアクセスよりGoogleからのアクセスの方が多い状態です。
一般的な通販サイトですと、まだYahooからのアクセスの方が多いですかね。
そんな気がします。
日本のビジネスを支えている・・・と言うと言いすぎかもしれませんが、ネットを使った広告やアクセスで収益の上がる企業様の売り上げを支えているのが検索サイトなんですね。
今、この世から検索サイトがなくなったらどうなりますかね、かなり不便になるでしょう。
検索サイトは、これ程までにインフラ化(?)したと言っても過言ではないポジションにきています。
検索エンジンと言うのは、検索サイトが提供している検索機能のシステムのことを指しています。
2015年現在のことですが、YahooはGoogleの検索エンジンを使っています。
つまり、Yahooの利用者にしてもGoogleの利用者にしても、結局はGoogleの検索エンジンを使ってることになり、日本の検索エンジンのシェアの大半をGoogleが持っている状態なんですね。
世界で言えば、日本以外の国ではYahooよりもGoogleの利用者がもともと多い状態です。
そのため、Googleは全世界の大半のシェアを持っていると言っても過言ではありません。
唯一、中国だけは情報規制などがありbaidu(バイドゥ)という検索システムが一般的ですが、中国以外はやはりGoogleのシェアが圧倒的です。
と言っても曖昧なことが多いので明言は避けたいところですが、Googleの一人勝ちと言っても過言ではありません。
それくらいにGoogleの検索エンジン(検索システム)が使われているような状態です。
因みにですが、もともとYahooはYahooで検索エンジンを持っていました。
詳しい理由は分かりませんが、Googleの検索エンジンを使うようになりました。
少なくとも2015年現在はGoogleの検索エンジンを使っていますが、これからどうなるかは分かりません。
いきなり戻る可能性もあるんですが、そこは誰にも分かりません。
物凄く簡単にいうと、上記のような流れでデータを処理しています。
今でこそ自動でデータが拾われていますが、もともとのスタート時はサイトをディレクトリ(検索用データ)に手動で登録して優劣をつけていました。
今となってはほとんど見かけなくなりました。
何の気なく検索結果が出ているように見えますが、200ものアルゴリズムがあり(公式発表)、厳しい審査の結果、現在の検索結果が出ています。
そのため、検索順位を下げることは容易にできますが、検索順位を上げるには並々ならない努力が必要となる昨今です。
まずは、以下の画像を見て下さい。
上記の画像は検索結果画面のキャプチャです。
青枠が広告の表示領域、赤枠が通常の検索結果画面であるオーガニック検索結果の表示領域です。
広告の表示量はキーワードや日時、場所などによって異なるため、毎回同じような広告が掲載されているわけではありません。
Googleはこのように広告を表示することによって売り上げが出てくるんですね。
そのおかげで・・・と言ったら変かもしれませんが、その広告があることで検索機能やGmailのような他の機能も無料で使えるんですね。
余談ですが、Youtubeを無料で見ることが出来るのも、このような広告や動画広告があるからなんですね。
広告か普通のコンテンツか分かりにくい時がありますが、基本的に広告の場合は「広告」や「ad」のような表示がありますので、探してみて下さい。
上記の検索結果画面が出てきた時、最も広告が目につきますよね。
やはり最初に出てきた検索結果画面に広告が多いと、クリック率は広告の方が多いんですよね。
公式見解ではないんですが、色々な企業様が調査してそのような結果が出ています。
※細かいことはここでは記載致しませんので「google 検索結果 クリック率」などでお調べ下さい。
しかし、それでもオーガニック検索の検索上位に表示されているサイトも多くクリックされます。
2ページ目以降になると、クリック数はガタ落ちしますので、やはり1ページ目に表示させたいところなんですね。
リスティング広告かオーガニック検索か・・・先のクリック率の話などからするとリスティング広告の方が有益のような気がしますよね。
しかし、リスティング広告は良くか悪くか掲載費用がかかり、時として掲載費用が高騰してしまうことがあります。
テレビなどで流れた面白い言葉はすぐに検索されたりしますよね。
そのような形でトレンドが一時的にでもつくられてしまいますと、大変なことになり兼ねません。
※予算の消化については1日で上限設定出来るため、設定ミスさえなければ無駄に消化するということはありません。
リスティング広告の掲載費用は1クリック毎に発生します。
そして、広告の量や広告の文章など、広告を構成するデータとキーワードの結びつきのバランスによってクリック単価が変動するんですね。
どのような状態になるとクリック単価が上がるのかは分かりません、Googleの企業秘密です。
検索キーワードと広告内容とサイト内容が一致しない時に、リスティング広告のクリック消化量を増やそうとするとクリック単価が異常に高くなってしまいます。
※言い方が雑かも知れませんが、厳密な言い回しは避けていますので、ご理解下さい。
このような形で検索結果画面が構成されていますので、一つのキーワードで勝ち残るサイト数というのは物凄く少なくなります。
世の中に何万サイトとあっても、上位数十サイト程しか見られないんですね。
毎日、競合が競い当って検索結果の上位に表示しようとしているので、検索結果上位表示が難しいんですね。
ここまでくると”SEO”というモノがどういうモノなのか、およそ検討のつくことと思います。
「Search Engine Optimization」で「検索エンジン最適化」と訳されます。
ともすれば、「検索エンジンが優れていると判定出来るコンテンツを制作する」が「検索エンジン最適化」というのが適正だと思えてきます。
きっと間違いないことでしょう。
色々な対策があるとされる昨今ですが、やはり根本的なことを言うとすれば、ユーザーが読みたくなるような、何度も来てしまうような、そういうコンテンツを制作することこそ、究極のSEOとなるわけですね。
Googleはユーザーの視点に立った役に立つサイトを優れているコンテンツと判定することを明言しています。
言い方が悪いですが、ユーザーにとって役に立たないとされるサイトは優位に扱いません。
そのためのアルゴリズムと言うことですので、究極を目指したサイト作りが欠かせません。
例えばですが、”20ページくらいしかない静的なhtmlのみのサイト(企業サイト)”で、競合の多いビッグキーワードで上位表示はかなり難しいことだと思います。
200もあるアルゴリズムのチェックを20と数ページで並み居るサイトを抑えて優位なコンテンツにするということは、余程優れているコンテンツか、どこかでバランスが崩れている過剰な対策になっている可能性が非常に高いです。
”SEO”という言葉に厳密な定義はありませんが、余計なことを考えず常に役立つ情報配信を心がけることこそが、SEOなのかもしれません。
検索エンジン最適化というのは先述の通りですが、何かのキーワードで上位表示を達成したいがために過剰な対策をしてしまうことが多々あります。
こればかりは経験を重ねないと分からなくて当然なのですが、サイトを開設したばかりの時や焦っている時というのは往々にして過剰な対策に走ってしまうモノです。
Googleはそのような過剰な対策に対して取り締まりを行っています。
過剰な対策の内容は別のところで書こうと思いますので、ここでは一旦このまま進めます。
そのような取り締まりのことをペナルティと呼んでいます。
このペナルティに引っかかりますと、一切と言っていい程、GoogleやYahooからの集客が見込めなくなります。
昨今はペナルティによって売り上げに打撃を受ける程の収益を上げている企業様もいるため、過剰な対策は非常に怖い施策です。
過剰な対策にならないようにするためにも、Googleの理念や理想、そして検索エンジンを使うユーザーさんや自分たちのことを改めて考える必要があるのかもしれません。
逆に過剰にならないSEO対策って、どのような対策のことをいうのでしょうか。
企業は日々これに頭を悩ませていますが、結論だけを言ってしまうと非常に簡単なことなのかもしれません。
Googleはこれについて”ユーザーにとって有益な情報の配信”を優位に扱うと明言しています。
ですので、商品やサービスが気になっているユーザーに対して届けるべき情報を届ける努力をするのが適正なSEO対策というところなんですね。
また、ちょっと考え方を変えて、今はまだ潜在しているユーザーのニーズを呼び起こすようなコンテンツを配信することも適正なSEO対策なのではないでしょうか。
何がきっかけになるかは分かりませんが、今までに見たことがないような、例えばTwitterのようなWEB場でのコミュニケーションによって生まれるニーズもあります。
外部のサイトにリンクをつけてもらう一辺倒の施策をしても過剰なペナルティになりかねません。
これらの施策においては十分に注意して対策を行いたいところです。
当コンテンツでは適正なSEO対策の一助となるよう心がけておりますので、読み進めて頂くことで”適正なSEO”が見えてくるでしょう。
是非、最後まで読み進めて頂ければと思います。