Googleにおいてのペナルティとは、Googleが推奨しない施策や対策を行った時に、Googleの検索結果に当該サイトが全く表示されなくなることを指しています。
Googleの検索結果に表示されないということは、Yahooの検索結果にも表示されなくなります。
これは、YahooがGoogleの検索エンジンを利用しているために起こる出来事です。
Googleの検索結果に表示されなくなるということは、勿論、検索エンジンからのアクセスが見込めなくなります。
これはサイトを運営する方にとっては痛手なことと思われます。
本当に最悪な状態です。
GoogleのペナルティはSearch Console(メッセージ)に通達が来るので基本的にはペナルティを受けたことが分かります。
しかし、たまにペナルティを受けてないけど検索結果から当該サイトが消えたということも起こります。
これは、理由も原因も不明です。
Googleがコンテンツを評価しなかっただけかもしれませんし、知らず知らずのうちにペナルティになるようなコンテンツになっていたのかもしれません。
でも、Googleが推奨する施策や対策をとることでペナルティにはならず、検索結果の上位に表示されやすくなります。
単純にコンテンツをつくっていれば検索順位が上がるというわけではありませんが、少なくともコンテンツ作りに命をかけると順位が下がることはありません。
いえ、Googleはペナルティ解除のためのフォームを設置しています。
余計なことだったと思われる部分を修正し、フォームから通知することでペナルティは解除されることがあります。
サイトを修正し、フォームから通知してもペナルティが解除されるかどうかは分かりません。
また、ペナルティが解除されても検索結果が元どおりになるかどうかも分かりません。
こればかりは結果を待つのみ・・・というところでしょう。
ですので、ペナルティを受けた場合そのサイトを削除し、新たにドメインを取ってサイトをつくるなどを選ぶのも一つかもしれません。
新たにドメインを取るにしても、サイトの修正を続けるにしても、何れにしても時間がかかることは間違いありません。
ここで時間をかけない限り、再び同じようなペナルティを受けることになるので、注意したいところです。
以下より、上述のようなペナルティになることがないようにペナルティ対象となるようなコンテンツのあり方を挙げ、それらに対する解釈を解説致します。
隠しテキストと呼ばれる手法は古くからずっと使われている手法です。
主に以下の3種類です。
しかし、上記のうちのcssの装飾とJavascriptについては、ペナルティにならないことがあります。
jQueryを活用するコンテンツにおいて、表示する・表示しないをコントロールする場合、隠しテキストではあるモノのペナルティの対象になっているとは思えません。
因みにですが、どのような形式であれ、隠されているコンテンツは検索結果画面のスニペットに表示しないと、Googleは明言しています。
ですので、ペナルティの対象なのか否かよりも、コンテンツのあり方として色々考えたいところですね。
背景の色とフォントのカラーを揃える件について、昨今はほとんど見られなくなりましたね。
もともとはHTMLのFONTタグで装飾してた時に最も活用されていました。
今ではCSSで装飾するのが普通なので、このような装飾による隠しテキストは絶滅しました。
ですので、”知ってる”程度のことでいいのかもしれません。
あと、もう一つ重要なことがあると考えています。
jQueryで制御するコンテンツやフルフラッシュサイトの場合、テキストデータがうまく配置出来ないことがあります。
そのため、検索エンジンから全くコンテンツの評価がされないことも多いです。
これらについては、隠しテキストを入れないことがかえってユーザーのためにならないことも多いです。
口コミだけで広げることが出来るコンテンツは稀です。
大々的に広告を出している場合は放っておいても広がる可能性は高いですが、普通の規模のサイトでは到底不可能です。
SNSが発展したのでユーザー間での広がりはあるかもしれませんが、それでもなかなか広がりません。
どれだけ有益なサイトやサービスであったとしても広がりません。
jQueryの制御で表示するコンテンツやフルフラッシュサイトようなケースにおいては、隠しテキストであってもテキストコンテンツは配置することが必要だと考えています。
そもそも、これらに該当するようなコンテンツを置く場合は検索エンジンからの誘導は考えてはいけないと言う方もいらっしゃるかもしれませんが、それでも検索エンジンは無視出来ないのでやはりそれくらいは許してもらいたいところですよね。
隠しテキストにおいては扱いが難しいため、判断できないことについては触れるべからずなのかもしれません。
これについても、最近はあまり見られなくなってきましたね。
結果論的に、同じようなキーワードばかりが集まり特定キーワードの検索の時だけ検索順位から外される時がありますが、意識的にタイトルに同じようなキーワードばかり詰めるのは見なくなってきました。
”キーワードの出現率”や”出来る限りコンテンツ上部に主要キーワードを置く”とはよく言われていますが、そんな小さなことばかりに拘ってても良いコンテンツは出来ません。
テキストの詰め込みは宜しくありませんが、特定サービスや製品について知っていることは全て書き出さなければいけません。
製品やサービスに込めた想いやその歴史、どのようなプロセスがあって製品やサービスが成り立っているのかなどなど、これらをコンテンツ化することはテキストの詰め込みではありません。
同じようなキーワードを毎度毎度出現させるのは宜しくありませんが、製品に携わるからこそ見えてくるコンテンツを一つ一つユーザーに届けることは悪いことではありません。
昨今のアルゴリズムではキーワードだけを書き込んでも何の評価もなくなりました。
ツマラナイ施策はもう通用しません。
むしろ、ペナルティの対象になります。
ですので、その分テキストの詰め込みなどは意識せずコンテンツはつくりこみたいところですね。
ペナルティの温床にもなり兼ねないほどのことで、最も多い事象として”コンテンツを真似されている”があるのではないでしょうか。
アフィリエイト系のサイトと言いますか、サテライト系サイトと言いますか、それらのサイトにはコピー系や重複系のコンテンツが多いように思われます。
これによって迷惑を被られた方も多いと思います。
「コピーコンテンツ チェック」などで検索してみて下さい。
世の中にはコピーコンテンツをチェックしてくれる便利なツールがあります。
もし、ご自身のコンテンツがコピーされていると思った際には、チェックしてみましょう。
コピーコンテンツがあると、重複コンテンツとして判定されるために検索順位が落ち兼ねません。
Googleは元コンテンツの所有者を見分けることが出来るようなので、コピーした側のコンテンツの順位が上がらないと明言していますが、どこまで正確なことなのかは分かりません。
コピーコンテンツは放置することで、元コンテンツ側が迷惑を被ることがありますので、見つけた時に放置はしないようにしましょう。
その逆も然りでして、コンテンツをつくるためにどこかのサイトのコンテンツをコピーしても評価は上がりません。
やはりオリジナルで組み立てなければ検索エンジンは評価してくれません。
コピーコンテンツ、重複コンテンツが存在する時、”コピーされた側”か”コピーした側”のどちらかがペナルティになる可能性があったり、評価を落とされることになります。
コンテンツSEOとはよく言いますが、それはコピーコンテンツにあるわけではなくオリジナリティの中にあるのです。
どのような方でも得意分野における最良のコンテンツを持っていることと思います。
そういう最良のコンテンツで検索順位を上げ勝負したいところですね。
これは一般的にリダイレクトスパムと言います。
Googleのクローラーには特定のキーワードや文章などを集めたフィアルを読み込ませるためのリダイレクトをかけ、普通のアクセスユーザーには普通のコンテンツページを出すようにリダイレクトをかける手法です。
一時期、流行りましたが最近は見なくなりました。
リダイレクトやステータスコードに関する判定や扱いの精度が上がったせいか、そのような手法は通用しなくなりましたね。
ここではステータスコードについて細かい説明は致しませんが、”ページが見つかりません”という表記がある時は404のステータスコードを持っているなど、いろいろな種類があります。
詳しくは調べてみて下さいね。
当サイトでも細かいデータを掲載する予定ですが、それはまた改めて。
今はもうほとんど見ることがありませんが、SEOの歴史の中ではこういう手法も使われていたということを、知っておいて頂ければと思います。
リダイレクトスパムは思いっきりスパム要因ですので、お気をつけ下さい。
ペナルティやスパムなどを意識しすぎると、色々やり辛くなるかもしれませんが、やはり知っておかなければいけないことだと思います。
知らず知らずのうちに特定キーワードからのアクセスが減るなどは嬉しいことではありません。
サイト内のコンテンツを作り変える中で一時的に順位が落ちることは何度でもあることだと思います。
しかし、その後に順位が戻らないなどが出てくると、状況的に厳しくなると思います。
そういうことにならないようにするためにも、これらのスパムの要因となることは知っておくべきです。
記事中にも書きましたが、ペナルティの警告や通告がなくても検索順位が下がることがあります。
これは理由も原因も分かりません。
ただ言えることは、修正が必要ということです。
理由も原因も分からないけど順位が落ちた時にはよくよく見直すようにしましょう。