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まずはじめに、今回記事の話の元であるWEB担の記事を置いておきますので、詳細はそちらのリンクを見てください。
こんなことを言うのもアレですが、システム屋さんがSEOを謳ってコンテンツをつくると、非常にやっかいなことが多かったりします。
その一つがこの重複コンテンツの話です。
クロスドメインでデータを共有したり、文章やコンテンツの見せ方というよりは運用に特化してるが故、データの入力量がとても少なく重複コンテンツに近いページが多くなりがちです。
支店ごとのページの持ち方であったり、似たような単語ばかりのページになったり、兎角、そういう話が多いように思います。
何がまずいって、その個別ページの評価が上がりにくく、個別ページもトータルでの平均的な検索順位が上がらない要因をつくってるということです。
別に運用面からの利点を語っていただく分には大いに結構なんですが、SEOを謳われると弊社のような専門的に取り組んでいる会社とはどうしてもぶつかってしまいます。
一応、冷静に話し合うような感じではありますが、お互いにしんどいことが多いように思います。
この重複コンテンツのお話のようなケースは、割と定期的に私の元に訪れてきます。
この記事の中では、「定型文くらいならば(重複コンテンツでスパム扱いになる心配や)問題はないだろう」と言っているだけで、サイト内の特定領域内で重複コンテンツの量が多いのはまた別のお話です。
ということで、割と他人事ではないお話に感じた次第でございました。
数字が上がればコンテンツは何でもいい・・・という感覚でコンテンツをつくったりするからダメなんでしょうね。
そんな気がします。
確かにコンテンツは飽和状態にあるかもしれませんし、類似した情報も多くなりました。
その分、文体や見せ方に個性はなくなってきた気がします。
これらは弊社サイトではWordPressを使わない一つの理由でもあります。
CMSや一般的な仕様に依存した運用マーケティングに取り組むと、どうしてもこのような類似した取り組みから抜け出せなくなると考えたからです。
そのことが、昨今のデジタルマーケティングでは「一般的」という状態から「飽和」という状態に変わってきた気がします。
言葉が悪いかもしれませんが、「ファンづくり」とか、一般的な中小企業には興味のないお話のように思えることが多いです。
東京や大阪のデジタルマーケティングに本気で取り組まれている企業の情報を見聞きしていると、デジタルマーケティングに片手間くらいでしか着手しない企業との間に隔たりを感じることがあります。
数字にならない「ファンづくり」なのか、数字になる「ファンづくり」なのか、定義するデータが少なすぎるというのもあるかもしれません。
しかし、その間に何かしらの数字の差は確実に開く一方で・・・。
よくよく考えたいんですが、飽和するコンテンツの中に、本気で地方を愛してやまないほどに地方のことを語っているコンテンツがあるか?ということがこの問題の本質的なことなのかなと思います。
カーリングのことでもいいんですけど、これまでカーリングのことを何かしらのメディア運用によってユーザーを引き込もうとしたでしょうか?
他、田舎の特産やお土産のことのような、その田舎では当たり前のことでも我々は知らないことが多いです。
コンテンツが飽和していると言っても、一部的に飽和しているかもしれないけど、全員が本気でデジタルマーケティングやコンテンツマーケティングに取り組めばまたコンテンツの行く末は変わるんじゃないかな?と思えて仕方ありません。
ということで、これこそが、弊社がしなければいけないことで、そのために弊社があるものということで・・・って、そんなことを再認識できたような内容だったと思います。
マイビジネス、これはいいですね。
最近のマイビジネス、ビジュアル的にたくさんの情報を扱うようになってきたように思います。
先日、外出先でランチや居酒屋を探す時に使いました。
地図ベースで見ることができるから、外に出ててスマホでもすぐ分かりますしね、そんなことを体感した先日でした。
ぶっちゃけ、Search Consoleは前の方が見やすかった気が・・・。汗
ただ、Search Consoleからの通知が始まったり、色々変わりましたね。
慣れるまで時間がかかりそうなので、旧バージョンと一緒に見る感じになりそうです。
ただ、しかし、飽くなきまでのインターフェイスの追求というGoogleの取り組みはいつも凄いなと感服します。
SSLのお話、一般化しそうな感じはしていますが、デジタルマーケティングの基礎的な知識のない方に話すのがこれほど難しいモノとは思いませんでした。
当サイトでもこの無償SSLに関しては度々取り上げてて、いろんなところで説明させてもらうようにしていましたが、なかなか浸透しないところもある感じでして・・・。
ただ、この辺りの話になると、制作会社さんの営業担当さんでも分からないことが多々出てきます。
そうなると、話はかなりの確率で頓挫してしまうと言いますか・・・。
WordPressのようなCMSで運用すると、場合によってはSSLによってネガティブな検索順位変動やシステムの適応などにおいて若干の手間が発生することもあります。
現にTwitterを見てると、それらに関する呟きが散見されます。
ですので、これらに関するリスクを容認しないのであればSSL対応をしないというのは間違いではないかもしれませんが、chromeやfirefoxではちょっとした変化が出初めてきています。
また、私の経験感覚で言えば、検索順位にも大きなプラスの影響が出ます。
こうやって先進的な取り組みをGoogleをはじめ、サーバー屋さんのようなインフラが対応しているならユーザーも対応するのが一般的かなと言う気がします。
って、多分、このお話、我々の提案力不足とか信頼不足という部分もあるかと思います。
すみません。汗
そんな反省をしなければいけない・・・そんなことを思った記事でした。
この二つの話はホットなテーマです。
弊社ではAMPは対応しておりますが、まだPWAには対応できておりません。
リソース的な問題から考えても、まだもう少し様子を見たい気がしています。
でも、自社サイトが対応できたらかっこいいだんろうなぁと感じています。
中規模以上の企業様であれば、これらのプロジェクトの仕様を組み立てて構築運用するとだいぶと効果がありそうな感じがしていますがどうなのでしょうか。
他人事のように言ってしまっていますが、個人的には物凄く興味のあるところだったりします。
技術があれば対応できるという短絡的なお話ではなく、運用する際のコンテンツのあり方など、上場企業で色んなことに取り組まれている企業様の情報であれば、日経系列のCMよりも効果が高そうにも見えます。
とは言え、一般的にも事例が少ないだけに、なかなかハードルが高そうな・・・。
弊社のような小さくて小回りがきくことが長所になるところだからこそ、こういうことに早く取り組まなきゃいけないんだろうなぁと、そんなことを感じさせられた記事でした。
頑張るやで!
というような感じのことを考えることができました。
どのお話もそうなんですが、聞きなれない言葉が多かったかもしれません。
ただ、今後、目が離せないのは間違いありません。
SEO屋さんって何やってるか分からないとおっしゃられる方が多いですが、この辺りの話題を振ってみて何も分かってないような方はSEOに関わる人ではない認定でいいと思います。笑
ただ、逆に、この手の話に精通している人は、結構なプロな可能性が高いような気がしています、私も含めて。
別に自慢をしたいわけじゃなくて、検索順位を上げるためには一つ一つの要素を無視することが出来ないほどに難しくなってきているという意味です。
ですので、「ちょっとGoogleのことを知ってるからって・・・」というスタンスでSEO屋と向き合うと、誰も嬉しくない方向に話が進みがちですので、その点だけは色んな意味でご理解をいただきたく思います。
併せてそんなことを思った次第でした。
こんなことを言うのも何ですけど、優秀なプログラマさんやエンジニアさんやサーバーサイドの方やUIやUXなど、それぞれに強い人って変わってる人が多くないですか?苦笑
それとよく似たようなお話かもしれません・・・。苦笑
執筆 : 清水 隼斗