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スマホ対応をレスポンシブ以外で行った時に気をつけたいポイント

コラム

モバイルフレンドリーやモバイルファーストインデックスの話が出てきてから、デスクトップとモバイルのサイトの両立についてのスポットのお問い合わせがだいぶと増えてきました。
どうでもいいことかもしれませんが、11月、新規でのお問い合わせ件数が過去最高を記録致しました。
いつもありがとうございます。
ということで、11月に一番お問い合わせ(ご質問)の多かったレスポンシブ以外でのモバイルサイトの運用について思うことを書いていきます。
題して「レスポンシブ以外でスマホ対応を行った時に気をつけたいポイント」です。
「ちょっとは役に立ったかな?」や「ちょっと面白いな(笑)」みたいなことを感じられましたら、シェアして頂けますと幸いです。

SEO対策に投稿したコラム記事

スマホ対応をレスポンシブ以外で行った時に気をつけたいポイント

Search Console ヘルプサイトイメージ
モバイル検索、デスクトップ検索の正しい検索結果

この記事を書いているのが12月ですが、11月はデスクトップページとモバイルページの両立についてのお問い合わせが非常に多い月になりました。
特にシステムを入れているサイトで、モバイルとデスクトップでページの内容を分けて出力しているサイトの相談が9割でした。

デスクトップとモバイルページの両立において、それぞれスマホとパソコンから検索した時に正しい検索結果が返ってきてない時は、後々になって問題が起きるようです。
もちろん、正しい検索結果になってなくても問題ないケースもあるかと思いますが、何故正しい検索結果になっていないかということは考えた方がいいようです。

”正しい検索結果”ってどいうことなの?と思われる方もいらっしゃることと思います。
”正しい検索結果”というのは、特に深い意味があるわけではなく、なるべくしてなる検索結果と、一部を補正して表示される検索結果の違いを言ってる感じです。
一部を補正されていても、検索結果に表示されているならそれも”正しい検索結果”と言うのであればそれまでですので、ここで言う”正しい検索結果”は、私が定義した検索結果だと思って頂ければと思います。

正しい検索結果の定義(ここだけ)
  1. ページのURLが正しく表示されている。デスクトップとモバイルページを分けていても、それぞれきっちり振り分けられている状態になっている。
  2. ディスクリプションは、必ず表示されているURLの中に記述されているテキストが表示されている。ドメイン内から取得されたディスクリプションが表示されているわけではない状態。
  3. 主要な”サイト名”などのキーワードで検索した時に、ルートページがまず表示されている。
  4. デスクトップから検索した時、モバイルから検索した時でも、狙っているページとURLとディスクリプションが一致している。

”正しい検索結果”の定義はおよそ上述の通りではないでしょうか。
抜けがある場合は、後から修正するかもしれませんが、まずはこんな感じで捉えて頂ければと思います。

レスポンシブ対応が出来ていれば問題が発生しにくい

レスポンシブ対応が出来ていると、およそこれらに関する問題は起きにくいです。
静的ページであれば、やはりレスポンシブが一番安定することと思われます。

ただ、システムが入っていたり、クリエイティブにこだわる場合、端末毎に見せる画面を変えなければいけないこともあると思います。
このようなサイトの場合、要注意というところではないでしょうか。

今回のお話についてはこのような仕様になっているサイトに向けたお話になると思います。
システムが入っていて端末ごとにページを出し分けていても問題ないこともありますので、必ずしも問題ということではないということも付け加えておきたいなと思う次第です。

正しい検索結果にするために気をつけたいポイント

前置きが長くなりました。
ここからが本題です。

先ほど、”正しい検索結果”の定義を挙げました。
その内容に基づいて、気をつけるポイントを挙げて解説したいと思います。

ページ中に書いているディスクリプション(コンテンツ)と検索結果に表示されるディスクリプションが一致しない

レスポンシブ対応にしていると基本的にこの問題には当たりません。
アクセスしてきた端末によってページの内容を出し分ける場合、URLを分けてリダイレクトさせている場合によく起こる出来事です。

この症状、システムが入っているサイトならば仕方なくそのままの状態にしているケースもあると思いますが、状態としては、一時期スパムで流行ったクローキングと同じことをしています。
メタタグのalternateやcanonicalなどでページの役割を伝えることが出来るようになったため、あまり気にしなくてもいいかもしれませんが、それでもあまり好ましい状態だとは考えていません。

クローラーはページのURLを検知出来ているものの、ページの中身を見ることが出来てない状態です。
メタタグ、若しくはリダイレクトによってディスクリプションが補正されている状態がほとんどのような気がします。

この場合、メタタグの適宜対応は勿論のこと、googleには出来るだけアクセスを振り分けることなくアクセスしてもらえる状態にしたいところですね。
URLが一つだけしかなく、端末毎にページを出し分けている場合、引数をつけるなどして、ページの内容を出し分けてクローラーにクローリングしてもらえるようにしたいところですよね。

モバイルフレンドリーテストツールで正常にレンダリングされてもクローラーがクローリングしてないこともある

googleが提供してくれているモバイルフレンドリーテストツールでモバイルフレンドリーに問題がないというレンダリングをされても、実際にクローリング出来ているかどうかは分かりません。
モバイルフレンドリーテストツールのアクセスがモバイルページにアクセス出来たというだけであって、実際にクローリングしてくるクローラーとはユーザーエージェントが異なります。

モバイルフレンドリーテストツールは、モバイルページの中身を知ることが出来ているということで、そもそもクローリングされているかいないか・・・という問題とは論点が異なっている感じです。
ですので、モバイルフレンドリーテストツールと、実際のクローラーの動きは分けて考えるようにしましょうね。

サーバーやフレームワークで端末の振り分けはしない方がいいかも・・・。

サーバーにアクセスした時に、端末を振り分ける仕様をしているサイトもあります。
サーバーやフレームワークで振り分けしている・・・という感じです。
これ自体が問題というわけではないんですが、出来る限り、サーバーやフレームワークでの振り分けはやめた方がいいような気がしています。

サーバーやフレームワークで振り分けをしてしまうと、他者から振り分けの基準が見えなくなってしまいます。
これ自体が問題というわけではありません。
サイトの仕様によっては見られてはいけない仕組みもあるため、別に振り分けの仕様を公開する必要があると言っているわけではありません。

振り分けの仕様が共有出来ない状態になっていて、プログラマー様からの報告が正しく無いことが多いことに問題があるという感じです。
念のためですが、プログラマー様が悪いということを言っているわけではありません。

この手の問題に当たった時、よくプログラマー様に仕様のチェックをお願いするのですが、プログラマー様からの返答と実際の挙動が一致しないことがよくあります。
たまーに程度であればまだいいのですが、システムに関して外注されている場合の多くでこの問題に当たります。

振り分けの設定を解除してページを分けて・・・と対応すると正常に検索結果にページが表示されることが過去に何度もありました。
なので、某フレームワークを使ってシステムを構築することがなくなったのですが、兎角、考えてもなかったところで躓いていたということが何度もありました。

スパム対策も兼ねて色々な仕様がある場合には、このあたりの挙動と検索結果をきっちり見ておくことをおすすめしたいと思います。

システム仕様の変更に伴って気がつきにくいリダイレクトが出てたりする

言葉が悪いかもしれませんが、検索エンジンのクローラーはクローリング出来るアンカーリンクを探して徹底してサイト内を追求しようとします、まるでストーカーです。(笑)
そのため、人の目ではなかなか確認出来ないページまで発見してきます。

システムの仕様を変更した時に、もっとも陥りやすいネガティブなこととして、仕様変更に伴って消えたページや、クローラーがアクセスするとエラーを返すページが出てきた・・・ということです。
エラーに関してはSearch Consoleにアップされるため、一定期間が過ぎればおよそ発見出来ますが、それでもすぐに確認が出来た方がいいですよね・・・というところです。

特にデスクトップページとモバイルページを対(つい)の状態にせず、デスクトップ向けのページはあるけどモバイル向けページがない、その逆もまた然りですが、なかなか人の目では気づきにくいところが出てくることがあります。
全てのページが対になっているとサイト内を割と見やすいですが、全てのページが対になってない時には要注意です。

テンプレートファイルがSearch Consoleにエラーで挙がっている

元来アクセスされたくない領域なのにアクセスされてしまっている・・・という状態がある時は、ほぼクローリングされている内容に異常があると言っても過言ではありません。
他にもアクセスされたくないファイルにアクセスされている可能性が物凄く高い状態にあるということです。
また、同時にサイトの評価にも影響していることでしょう。

このような時は、アクセスされたくない領域には.htaccessを設置するなどの対処と、robots.txtを設置するなどの対処を取りましょう。

基本的なことですが、サイトの仕様上、細かいコンテンツの切り分けなどがある場合、特に全体の設定と個別の設定を見直すことをおすすめしたいところです。

被リンクには憶えがないけど、特定ページだけ順位が落ちた

被リンク施策を行ったことがなく、Search Consoleにも自然なリンクだけしかついていない・・・こんな状態でも特定ページが検索順位が落ちることが多発しています。
ここ数ヶ月で一番このことを調査した気がしています。

単純に順位が落ちていったという程度でしたら、それはスパム系の判定を受けたわけでは無いと判断しています。
が、明らかにスパム判定っぽい落ち方をしたサイトもありました。

こればかりは正解を確実に出せるわけではないのですが・・・リダイレクトスパム判定か、重複コンテンツ判定が疑わしく思われたことがありました。
この数ヶ月でこの手の問題でお問い合わせを頂いた時、毎度このことを行ったのですが、割と順位が戻った・・・というより、検索結果にその該当ページが表示されるようになった・・・ということが何度かありました。

行ったことというのが、ページをデスクトップとモバイルを分けて振り分けを解除した・・・ということです。
基本的な設定は行うものの、必要以上に設定はしないように心がけました。
かなりの手間がかかったサイトもありましたが、検索エンジンからの集客を見込めないとそもそもお話にならないということで思い切った施策をさせて頂いたのですが、これが吉と出たというところでした。

こればかりはサイトのあり方によって取るべき施策が大きく変わるため、鵜呑みにされるとかなり辛い場合があると思いますが、試してみる価値はあるのかな?と考えています。

まとめ

スマホ対応について気をつけるべきポイント、今の所そんな感じで考えています。
まだまだ言葉足らずな箇所があると自分でも思いますが、まずはこれらのことをヒントにして頂ければと思います。

かなりの手間になることもありますが、避けて通れないことだと考えています。

しかし、これらのこととは逆に、そもそもコンテンツ量がかなり少ないサイトで今まで被リンクだけで順位が上がってて最近になって順位が落ちた・・・というような場合は、その時はどうしようもありません。
頑張ってサイトをつくりこみましょうね・・・ただそれだけの時もあります。

一目見ただけでは判断出来ないことも多いですが、一つずつ詰めていけば自ずと見えることもありますので、一つずつ丁寧に対応するようにしましょうね。

執筆 : 清水 隼斗

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