検索品質評価ガイドラインの更新日が「May 11, 2017」になっています。
何度か更新されていますが、ファイル自体は上記のリンクの上書きの繰り返しをしているようです。
今回、検索品質評価ガイドラインの更新を知ったのは、「Google Updated Quality Raters Guidelines Earlier This Month」という記事を見たからでした。 この記事の中で、@ramesh_s_bishtの呟きが取り上げられていました。
自分自身で更新箇所を探しましょうね・・・だそうです。
厳密な更新内容を調べるのは難しそうです。
ただ、要所要所で翻訳を通せば、全体像は見えてくる感じです。
検索品質評価ガイドラインは、ウェブマスター向けというよりは、Googleのサイトチェックを行う方々が見るべき内容になっています。
そのため、ガイドラインを読んだからと言って、何か技術的な情報があるわけではありません。
主観、客観含め、このような目線でサイトがチェックされている・・・という内容です。
ユーザーファーストのための考え方を知るという意味合いが強いガイドラインですので、コンテンツの方向性を考える時の参考資料にするにはちょうどいいかなと思います。
過去バージョンではありますが、全文翻訳されている内容もございますので、過去バージョンを一度読んだ上で、最新バージョンを見られることをおすすめ致します。
Search Engine Landの「Google’s mobile-first index likely not coming until 2018 at earliest」という記事でモバイルファーストインデックスに関する言及がされていました。
Google’s mobile-first index likely not coming until 2018 at earliest
早ければ2018年までにモバイル向け指標を導入したい・・・だそうです。
ただ、Googleがモバイルファーストインデックスを導入するしないに関わらず、スマホ対応は必須と言って過言ではない状況ではないでしょうか。
当サイトに関しては、スマホがまだ1割程度です。
AMP対応しているページからの流入があり、そこそこ見てもらえてる方かもしれませんが、SEOやSEMの業界ではまだまだデスクトップが多そうな気がします。
何せ、技術情報をスマホで読むのはかなりキツいです。笑
スマホでメモの部分を見てデスクトップに情報をまとめる・・・というような使い方はありかもしれませんが、基本的にあまりしないですよね。
でも、アパレルや雑貨関係のECサイトの運営の場合、モバイルファーストも何も、スマホユーザーが多いでしょうから、間違いなくスマホは対応しなければいけませんよね。
スマホページを用意して、サイト内の構造を正しくすれば、スマホファーストでもスマホセカンドでも十二分に評価される状況になると思います。
こんなことを言ってしまうとアレですが、適正なサイト構造やコンテンツ構成、ユーザーに対する技術的配慮ができれいれば、モバイルファーストインデックスは特に心配する必要はないことないことなのかもしれません。
ですので、コーポレートサイトだからと言って、スマホ対応に抜かりが出ないように、常に配慮したいところです。
わざわざ言わなくてもいいことかもしれませんが、SEOやSEMの関係のリスティング広告先のサイト、スマホから閲覧した時、スマホ対応ページになってないことがあります。
一般的なLPでも同じくです。
どこかの代理店さんが管理されているであろう広告、リンク先のサイトがスマホ対応出来てないことがあります。
これって・・・個人的にナシだと思っているのですが、一般的にはありなんでしょうか?
ページがスマホ対応出来てないことが問題?
それとも、リスティングの配信先が問題?
スマホ対応というのは、かなり意味の広いお話になると思っています。
単に一つのサイトをレスポンシブにすれば話が終わりというわけではありません。
よくよく見直しておきたいところなのかもしれませんね。
取り立てて重要な技術情報というわけではありませんでした。
ただ、毎日SEOに関わられる方にとっては無視できない情報ではないでしょうか。
特にモバイルファーストインデックスの導入に関しては、スマホ対応をする上で重要な指標になりかねないことだと思います。
モバイルファーストインデックスがないからと言ってスマホ対応を怠っていると、損失拡大が目に見えているような気がします。
昨今、サイト制作時にはデスクトップとスマホの両対応が必須状態です。
スマホ対応に関しては、検索品質評価ガイドラインでも触れられていますし、切っても切れないところかなと思います。
モバイルファーストインデックスが2018年対応みたいなニュアンスで言われていますが、モバイル評価がいつ導入されてもおかしくないと思いますので、常に準備しておきたいところですね。
執筆 : 清水 隼斗
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